NHKニュース様
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最新技術やアイデアを生かして、幼稚園や保育所などの保育現場を支援する製品の展示会が大阪・中央区で開かれました。
この展示会は保育施設の経営者や保育士など、業界関係者を対象に開かれたもので、会場にはおよそ80社がブースを設けました。
このうち、神戸市に本社がある子ども服メーカーでは、センサーで寝ている子どもの姿勢を検知する装置を開発し、子どもがうつ伏せになると、通知が届く仕組みとなっています。
また、ことし4月から幼稚園などの送迎バスへの安全装置の設置が義務づけられたことから、群馬県の企業は、バスの前方と後方にそれぞれボタンを設置し、エンジンを切ったあと運転手らが後方のボタンを押してから前方のボタンを押す仕組みを提案していました。
車内を見回るようにすることで、見落としている子どもがいないか、確認できるようにしています。
大阪・堺市の保育園で働いているという女性は「保育に携わる人間が集まって情報交換したり、いろいろな企業の新しい物を見たりする経験はあまりないので、来てよかったです」と話していました。
この展示会は大阪と東京で毎年、開かれていますが、運営会社によりますと、ことしはIT技術を活用した製品やサービスが多いということで、保育現場を最新の技術で支援しようという動きが広がっています。
このイベントを開催した小泉恵子 統括マネージャーは「イベントを通じてそれぞれの施設の課題解決や業界の活性化につなげていければ」と話していました。
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