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福島県大熊町は21日、大川原地区に整備した新しい教育施設「学び舎(や)ゆめの森」の落成式典を行った。関係者が施設の完成を祝うとともに、町の未来を担う子どもたちの健やかな成長を願った。
学び舎ゆめの森は認定こども園と義務教育学校が一体となった施設で、2学期の始業と同時に8月から利用が始まった。現在は31人の園児や児童生徒が在籍している。
式典には関係者約100人が出席した。吉田淳町長は「少人数教育を利点として、個別最適な学びや協働的な学び、探究的な学びの充実を進める。地域との協働も考え、0歳から100歳までが一緒に学べる環境をつくっていく」と式辞を述べた。盛山正仁文部科学相、土屋品子復興相、大沼博文県教育長、吉岡健太郎町議会議長が祝辞を述べた。
式典では、在籍する子どもと教職員による演劇やアートパフォーマンスが披露された。子どもたちが、自分や友達を大事にしながら未来に向けて歩もうとする思いを表現した。式典後には施設の内覧も行われた。
清水寺・森貫主が揮毫披露
落成記念行事も同施設内で行われた。京都・清水寺の森清範(もり・せいはん)貫主(かんす)が講演し「ゆめの森を核として大熊の復興再生を祈念している」と語った。
年末の風物詩となっている「今年の漢字」の揮毫(きごう)で知られる森貫主。「愛」と「幸」の2文字を揮毫し「愛から始まる幸せ」の大切さを訴えた。児童生徒4人が将来の夢を漢字で発表し、「美」「花」「哲」「笑」とそれぞれ1文字を披露した。
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