市長会と山下知事が意見交換 保育料無償化で財政支援要望

奈良 NHK NEWS WEB様
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県内の市長たちと山下知事が、教育や子育て支援をテーマに意見交換し、市長会は、保育料の無償化について県に財政支援を求めました。

意見交換は新年度予算案の編成に向けて市長会の呼びかけで行われたもので、県内１２の市のうち、生駒市など９つの市の市長が県庁を訪れ、山下知事らと会談しました。
意見交換は非公開で行われましたが、出席者によりますと、市長会からは、第２子以降の保育料の無償化について県に財政支援を要望したということです。
これに対し、山下知事は、保育料無償化とあわせて保育の質を確保するために、保育士の処遇改善についても議論すべきだという考えを示したということです。
また、学校給食費の無償化については、市町村の支援状況や国の動向も踏まえたうえで、県と市町村で引き続き議論していくことを確認したということです。
意見交換のあと、山下知事は、「市町村の考えがまとまれば県は支援する意向だが、まずは市町村で議論したうえで、年明けの市町村長サミットで話がまとまれば、新年度の予算に反映させる」と述べました。
県市長会の会長を務める生駒市の小紫市長は、「今後も定期的に教育や子育て支援について協議していきたい」と述べました。


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