冬休みなど長期休み限定 企業が社内学童保育設ける動き広がる


NHK NEWSWEB
------------------------------------------------------------------------------------------------共働き世帯などの小学生を放課後に預かる学童保育の待機児童が課題となる中、子育て中の社員を支えようと子どもが冬休み期間中に企業内で子どもを預かる動きが広がっています。

東京 港区の人材サービスグループでは子育て中の社員から「長期休み中の子どもの居場所の確保が難しい」などという声をうけて、冬休みなど長期の休み限定で社内の一角に学童保育を設けています。

多くの小学校では今週から冬休みが始まっていて、26日朝は、出勤する社員とともに子どもたちが次々と入室し、宿題に取り組んだり本を読んだりして過ごしていました。

この学童保育では、体を動かしたり工作したりする時間も設けられ、利用料は昼食付きで1日当たり1000円で、冬休みは毎日、20人ほどの利用を見込んでいるということです。

4年生と2年生の子どもの母親は「友達と遊びながら安心して過ごせる場所はありがたい」と話していました。

企業が、長期休み中に社内に学童保育を設ける動きは、大手商社や金融、IT企業などにも広がっています。

担当するパソナフォスターの太田大河専務執行役員は「高学年で公設の学童が利用できなかったり環境が合わなかったりして、仕事との両立について悩む声もあるので、取り組みによって働く社員を支援したい」と話しています。




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