保育士「子どもを施設に預けて職場復帰」で保育料全額助成 富山・射水市の新年度予算案




チューリップテレビ
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富山県射水市は一般会計で410億円余りとなる新年度予算案を発表しました。このうち能登半島地震の復旧費には6億2000万円余りを計上。庁舎内に「こども家庭センター」を新設することや保育士が3歳未満の子どもを施設に預けて職場復帰する場合、保育料を全額助成することが盛り込まれました。

射水市 夏野市長:
「能登半島地震からの災害復旧、復興につきましては被災者支援や公共インフラの復旧など最優先で取り組む必要があるところでございまして、令和5年度3月補正予算と一体的な編成として重点的に取り組んでまいるところでございます」

射水市の新年度予算案は一般会計で410億9200万円で、このうち、能登半島地震の災害復旧費は6億2300万円を計上しています。

災害復旧の主な事業には、地震対応の検証や木造住宅の耐震改修を行う補助金が含まれました。市内沿岸部で被害が深刻な液状化や下水道の復旧については合わせて数十億円規模の費用が必要との見通しで、補正予算で対応するとしています。

また、子育て支援の特別枠では庁舎内に「こども家庭センター」を新設し、妊娠時から出産、育児まで伴走的な支援を行うほか、保育士が3歳未満の子どもを施設に預けて職場復帰する場合、保育料を全額助成します。

新年度予算案は2月28日から始まる射水市議会3月定例会に提出されます。


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