親による音楽隊が熱演 結成8年、園児に笑顔届け

株式会社タウンニュース社

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 しらゆり幼稚園(橋戸/鎌田京子園長)で2月20日、在園児や卒園児の保護者などで構成される「しらゆり音楽隊」(岩瀬恵代表)のコンサートが開かれた。

 同隊は2016年、初代代表の金野麻美さんの呼びかけに応じた母親らによって結成された。「育児で離れていた音楽を再開したいと考えている人が多かったんです」と金野さん。現在は17人が所属。「どんな人でも入れる音楽隊」を掲げており、吹奏楽部の出身、未経験者、ダンスの得意な人など多彩なメンバーが揃う。楽器もフルートやサクソフォン、トランペット、チューバ、太鼓など様々。幼稚園で年3回ほど開かれるコンサートに向け、約3カ月前から練習を重ねる。

 20日は園児たちの1年間の集大成として、発表会などで取り組んできた曲を中心に演奏。アンコール曲は運動会で披露された「ソーラン節」で、会場一体となって踊りを楽しんだ。子どもたちは「オーケストラみたいでした」「ソーラン節が楽しかったです」と満面の笑顔で話した。

 「今日は休みのメンバーは多くて不安だったけれど、子どもたちが喜んでくれて嬉しい」と岩瀬代表。金野さんは「卒園した子どもや保護者がいつでも帰ってこれるような音楽隊であり続けたい」と今後の活動に意欲を見せていた。


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