八代市 中九州短大 令和7年度以降の募集停止 志願者減少で




NHK熊本 NEWS WEB
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八代市にある中九州短期大学は、志願者数が減っていることから、再来年度、令和7年度以降の学生の募集を停止すると発表しました。

中九州短期大学と大学を運営する学校法人によりますと、18歳人口の減少や4年制大学への志向の高まりなどから、近年は志願者数が激減し、定員の充足率が低い状態が続いていたということです。

このため、学校法人の理事会がことし1月、令和7年度以降の学生募集の停止を決定したということです。

中九州短期大学は昭和49年に八代市に開学し、経営福祉学科と幼児保育学科があります。

学生募集の停止により、来月入学する学生が最後の入学生となります。

大学ではすべての学生が卒業するまでの間は、これまでと同様に学生の支援に万全を期すとしていて、卒業証明書の発行などについても支障が生じないよう適切な措置を講じたいとしています。

八代市の中村博生市長は「非常に残念ではありますが、苦渋の決断だったと認識しております。今回の決定を踏まえ、若者の流出防止や福祉人材の確保に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております」とコメントしています。


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