園児に「命が繋がっている」ことを感じてほしい 生ごみで元気な土づくり 長崎

長崎放送株式会社

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長崎市の幼稚園で『生ごみリサイクル』と『園児の食育』を組み合わせた取り組みが行われています。園児たちは農作業を通じて食べ物の大切さや命の循環を学んでいます。

子どもたち:
「おはようございます」
「わっしょい」
「重っ」

子どもたちが運んできたのは家庭から持ち寄られた生ごみです。

職員:「生ごみだしまーす」(ブルーシートに拡げる)

長崎市の諏訪幼稚園では、生ごみのリサイクルと園児の食育を兼ねて10年以上前から生ごみを使った堆肥づくりに取り組んでいます。


諏訪幼稚園 木下千代子副園長:
「元気な土づくりをお手伝いしてもらおうと思うんだけど頑張れそう?」
子どもたち:「はーい!」

諏訪幼稚園 木下千代子副園長:
「この菌ちゃんが生ごみを食べてくれるんだって」
子どもたち:「ええっ」

生ごみに菌やぬかなどを混ぜて“堆肥”を作ります。農作業を通して食べ物をつくる大変さや、命の循環について学んでもらうのが目的です。

この畑では夏はきゅうりやピーマン、冬は大根などが栽培され、収穫も園児たちが行います。

諏訪幼稚園 木下千代子副園長:
「命が繋がってるってことですね。そういう気持ちを持って感謝しながら食物をいただくということにも繋がっていけば良いのかなっていうふうに思ってます」

子どもたち:
「楽しかった」

「(菌に生ごみを)食べてほしい」

「甘くておいしいトマト(が育つと良い)」

栄養たっぷりの畑で園児たちはこれから夏に向けてトマトを育てるということです。

子どもたち:「菌ちゃんがんばれー!」

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