小学生など若い世代にアプローチ!男性保育士2人の密着動画をYouTube配信 三重県

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“保育士の人材不足”が懸念される現代。三重県では、県内の保育士や保育所を支援するWEBサイト「みえのほいく」の運営をはじめ、保育の場に対する様々な取り組みを実施してきました。 そういった取り組みの一環として、三重県では県のYouTube公式チャンネルにて、男性保育士2人に密着した動画を県公式YouTubeにて公開。動画は大学内に学生のテレビ局のある「皇學館大学大学生テレビ局」が制作を手がけ、保育士が園児とふれあう映像やインタビューなどを通して、保育士の仕事について紹介しています。

三重県によると、情報発信の場としてYouTubeを選択した理由は、保育士を志す時期の“低年齢化”から。三重県では昨年、県内の大学や短期大学などの保育学科に通う学生たちに保育に関するアンケート調査を実施。「保育士になりたいと思った時期は?」という質問に対して、ほとんどの学生が「小学校」、「中学校」と回答し、保育士を志す時期が“低年齢化”している印象を受けたそう。

そこで三重県では、小学生や中学生などの年齢層が見やすいYouTubeを起用した、保育士に関する情報発信を決定。また、動画のテーマは、“男性保育士”をテーマに進めることを決めました。

今回の動画では、三重県松阪市にある『若葉保育園』の全面協力のもと、同保育園に保育士として勤務する中西真基さん、鈴木啓太さんの仕事風景などに密着。インタビューを通して、保育士の魅力や保育士を志したキッカケ、男性保育士が働く上で重要なことなどを紹介しています。また、「二人にとって保育とは」や「保育士になりたい人へのアドバイス」などをテーマとした中西さんと鈴木さんによる対談も実施。男性保育士目線ならでの“現場の声”を発信しています。

三重県によると、本動画は県の公式YouTubeチャンネルだけでなく、3月4日頃より他SNSツールでの発信も予定。全国的な“保育士の人手不足”が懸念される保育の現場。各県による様々な取り組みに注目です。
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