和歌山市 学童保育の待機児童がゼロに 新たな取り組みで




NHK和歌山 NEWS WEB
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和歌山市は、放課後に児童を預かる学童保育で、図書室など学校の特別教室を利用するなどの新たな取り組みを実施し、新年度から待機児童がゼロになる見通しとなりました。

和歌山市によりますと、現在、市内の小学校で行われている学童保育「若竹学級」は、3500人余りの児童が利用しています。
しかし、教室の数が足りないことから待機児童が出ている地域もあり、去年4月は191人の待機児童が出ていたということです。
このため市は、こうした待機児童を解消しようと、児童の数に対して教室の数が足りない9つの小学校で、新たに、図書室などの学校の特別教室を放課後だけ学童保育に利用できるようにする「タイムシェア」という取り組みを進めることで、受け入れ児童を増やすことになりました。
また、指導員も増員し、新年度・4月当初、利用申請が出ていた3836人全員が学童保育を利用できることになり、待機児童はゼロになるということです。
和歌山市は「今後は、保育士不足などから0歳児から2歳児で待機児童が出ている保育園の、待機児童の解消に取り組んでいきたい」と話しています。


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